
"以心電信"が崩れるとき
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オレンジレンジの曲で"以心電信"ってありますね。要するに携帯を通じて電気的に以心していますよ的な意味で"電信"って感じです。この"電信"、現在ではごく当然のものとして浸透していますが、これが崩壊してしまったとき一体どんな感じになるのでしょうか?
一昔前、携帯が普及していない頃は一体どんな風に連絡を取り合っていたんだろう-----。
そう過去に思いを馳せても、「不便な時代だったな」くらいにしか思わないと思います。あるのが当然なものがない時代なんて想像も出来ない話です。でもそれが突如起こったとき、その代償は計り知れないのかもしれません。
これは俺自身の体験談なのですが、先日ある人にメールを送ったわけです。しかし返信を待っていても一向に帰ってこない。俺のメールの内容的に返信しなくても良いと判断されたのかな、と思って翌日疑問符をいくつかつけたメールを送って返信を待ってみました。それでもメールは帰ってこない。俺はどうしても返信が欲しかったのでその夜にもメールを送りましたが、全然帰ってこない。さらに電話をかけてみてもコールはするものの全く出る気配なし。この辺から俺の疑心暗鬼が始まりました。「こんなに連絡しているのに何の反応もない。コールはするのに出ないなんて絶対おかしいじゃないか」と。そう考えているうちに"何かあったんじゃないか"と思い始め、ますます心配な気持ちに。その後、メールや電話をするも何にも反応がなく、精神的にも病んできました。今までにないほどの焦燥感。一体どうしてしまったんだという苦しみ。考えれば考えるほど深みにはまっていきました。ここまでの段階でなかなか追い込まれてきたので、仕方なくその連絡を取りたかった人と俺の共通の知り合い(家が近い)を通じて、その人が今どうしているかを尋ねてみました。------そうしたら、"携帯が壊れているらしい"だそうです。
携帯の故障、つまり"以心電信"の崩壊。
あって当たり前のものが、なくなる時。それは想像以上にダメージは大きい。失くして初めてその大切さに気づくとはよく言いますが、あって当然のものこそ失われたとき怖いと初めて実感しました。だからといって携帯に全て頼るな!というわけではありませんが、必ずしも"当然"が保証されているわけではないということも覚えておいた方がいいかもしれませんね。



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