【初心者向け】マイニングマシンを自作し実際にモナコインを採掘してみたので、全ての作業工程を紹介します

Contents

まずはこのチャートをご覧ください。


https://fcce.jp/chart_mona_jpy

一年で666倍の価値に

約一年前、モナコイン(Monacoin)の価格は1枚あたり3円でした。それが2017年12月には1枚あたり2000円を突破しました。2000/3=666.7、つまり一年間で価値が666倍になったということです。当時1万円分のモナコインを持っていた人は2017年12月には666万円手に入れたことになります。もちろんそれ以前から大量に保有していた人からすると何千倍もの価値に膨らんだ人もいることでしょう。

モナコインの価値はどこまで上がるか誰にもわからない、しかし可能性はある

そして昨今のビットコインの価格高騰を見る限り、仮想通貨の需要熱が続く限り価格は青天井に膨らんでいきます。日本製のモナコインが2000円で落ち着くとは考えにくく、今後海外の取引所でも取り扱いが開始されればもっと価値は上がって行くものと思います。誰がビットコインの価値が200万を超える日が来ると想像できたでしょう?しかもあっという間に。こんなありえないようなことが普通に起きるのが今の状況です。もし一年後にモナコインが1枚200万円になったら?そんなことはありえないでしょうか?それは誰にもわかりません。ただし、現在の仮想通貨バブルの状況からすると何が起こってもおかしくない状況であることは間違いありません。

ですので私はこの機会を逃すわけにはいかないと一念発起しマイニングマシンを自作しモナコインの採掘を行うことに決めました。色々試行錯誤して集めた情報ですので誰かのお役に立てれば幸いです。

マイニング(採掘)とは

仮想通貨(暗号通貨)は、ブロックチェーンという仕組みの元成り立っています。送金情報などのブロックが、過去から現在にチェーンのようにつながっているためそう呼ばれています。このブロックチェーンはP2P(ピアツーピア)で様々なコンピュータで持ち合っており、改竄不可能な取引台帳として機能しております。そして一定時間ごとに新しいブロックが生成されるわけですが、その作成にはコンピュータの計算リソースが必要になります。そしてその計算を最初に行ったマシンには報酬として一定の仮想通貨が付与されるという仕様になっています。例えばビットコインならば約10分ごとに新しいブロックが生成され、その都度12.5ビットコインが生まれます。またモナコインについては90秒ごとに25モナコイン、Bitzenyは90秒ごとに250Bitzeny生成されます。(報酬には半減期というものがあり、一定の時間経過とともに報酬は半額になっていきます。2017年10月まで50モナコインの報酬がありましたが、その後は25モナコインになっています。)

この最初に新しいブロックを作成して報酬を受け取ることを比喩的に採掘、もしくはマイニングと呼んでいます。ブロックチェーンという連鎖の中からコインを掘り上げるというのは実に適切な表現と言わざるを得ません。そしてブロック生成報酬と呼ばずに採掘と呼ぶところにロマンを感じるわけです。なんか掘ってる感じがして楽しくなってきますね!

詳しい仕組みはこちらのサイトなどをご覧ください。
http://bitcoin.peryaudo.org/design.html

組み立てを始める前に、Welletを作っておきましょう

採掘してもWallet=お財布がなければコインを保存することはできません。普段取引所を使っている方は読み飛ばしていただいて結構ですが、まだWalletを持っていないという方はまずは作っておきましょう。

私はビットフライヤーをおすすめしています。私も普段から使っていますし、セキュリティ強度が強く安心感があります。

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GPUマイニングとCPUマイニング

GPU、つまりグラフィックボードの演算能力を使って採掘する方法とCPUを使って採掘する方法が一般的です。モナコインについてはGPU、CPUでも採掘が可能ですが、今回はGPUマイニング前提で話を進めようと思います。GPUの方が計算速度が速いのでちょっと本腰入れて採掘するならこちらの方がおすすめです。

このような機材を買ってきました

では早速必要なパーツをみていきましょう。なお、マイニングマシンを自作というと難しい感じがすると思いますが、ちゃんとマニュアル通りに進めていけば大きな混乱なく組み立てることができます。

パーツを見ていきましょう。

マザーボード:PRIME H270-PLUS

これがないと組み立てはできません。このマザーボードに使えるパーツを揃えていくことになります。

CPU:Intel CPU Celeron G3930 2.9GHz 2Mキャッシュ 2コア/2スレッド

マイニングにCPUは使わないのでこのくらいのスペックで十分です。

メモリ:Panram d4u2133ps-8g

メモリです。

SSD:SanDisk SSD PLUS 120GB

ソリットソテートドライブことSSDドライブです。HDDより高速にロードされるのでおすすめです。

電源:ENERMAX PC電源ユニット PLATIMAX750W EPM750AWT

GPUは多くの電源を必要とするので750Wくらいあると安心です。出力が足りないとグラフィックボードが動かない恐れがあります。

グラフィックボード:Palit NE51060015J9-1061D (GeForce GTX1060 6GB DUAL)

採掘するのに肝になってくるパーツです。私は2枚買いました。増やせば増やすほど演算能力が増えていくので今後採掘能力を高めていきたい方は買い足すことになります。なおその際電源の出力が足りないと動かないので拡張する枚数に対応した電源を最初から買っておくのが良いです。

uxcell 電源ボタンスイッチケーブル

今回はPCケースを用意しなかったので直接電源スイッチを接続することにします。マザーボードの適切な位置に刺すと電源スイッチになります。

クラムワークス PCマザーボード用 スペーサー

マザーボードのスペーサーです。マザーボードが直接台などに触れることを防ぎます。特に冬場は静電気の影響を受けやすいので必要なパーツです(マザーボードは静電気の影響で壊れることがあります!)。

マニュアルに沿って組み立てていきます

マザーボードと電源の中にマニュアルが同梱されているはずなのでそれを見ながら組み立てていきます。

マザーボードを取り出します

CPUをはめる

メモリも接続

一枚だけの場合、CPUからみて左から二番目に設置するのがよいらしい。

SSDの装着

間違えやすいのですがSSDはSATAケーブルで電源を供給してあげる必要があります。

グラフィックボードと電源の接続

主電源、グラフィックボード、CPU、SSDにしっかりと接続します。

電源を入れてBIOSが起動すればOK

今回自宅のTVをディスプレイがわりにしました。またUSB接続のキーボードが必要になりますので家にあるものを使ってください。

OSをインストールします

ここは好みの分かれるところですが、私はUbuntu Server 16.04 をインストールしました。他のマシンからダウンロードしUSBメモリに焼いて先ほど組み立てたマザーボードに刺せばインストールが完了します。
https://www.ubuntu.com/download/server

インストール用メモリの作り方がわからない方はこちらを参照してください。
https://blog.mktia.com/how-to-make-ubuntu-live-usb/

なお、Linuxに自信がない人はWindowsを購入してインストールしても大丈夫です。むしろWindows以外触ってことがないよって方はWindowsにしておいた方が間違い無いと思います。

Ubuntuの設定をします

ユーザー作成やら、SSH Serverやらの設定はご自由にどうぞ。まずは採掘するにあたってGPU(グラフィックボード)を使うのに必要なCUDAとドライバーをインストールしていきます。

CUDAをインストール

https://developer.nvidia.com/cuda-downloads?target_os=Linux&target_arch=x86_64

こちらからダウンロードします。CUDAはNVIDIA製のグラフィックボードを動かすのに必要な並列コンピューティングアーキテクチャです。こいつをインストールしないと採掘はできません。

ハードウェアとソフトウェアを有効にする テクノロジーとして、CUDA は1つのグラフィック プロセッサ内で多数のコンピューティング コアの使用を可能にすることで、演算速度を劇的に速めると同時に汎用数値計算の処理も可能としています。

CUDA は医学画像や財務モデリング、エネルギー探査などの分野における科学や研究の応用に活用されています。また、モバイル端末や画質の向上したコンピューターにおけるビデオ チャットなどの新しい世代のエンド ユーザー向け顧客アプリケーション作成にも役立っています。

http://www.nvidia.co.jp/object/cuda_whatis_jp.html

ダウンロードしたら、以下コマンドを実行してインストールします。

CUDAのPATHを通します(もしかしたら不要かも?)

.bashrcに追記します。

グラフィックボードドライバをインストール

私の場合nvidia-387をインストールしたらうまくいきました。グラフィックボードの種類によっては対応していないドライバーがあるので注意が必要です。

正しくグラフィックボードが認識しているかを確認します

このように表示されていれば問題ありません。

マイナーであるccminer-2.2-mod-r2をインストールします

今回掘るのはモナコインなので、ccminer-2.2-mod-r2を使います。
https://github.com/Nanashi-Meiyo-Meijin/ccminer

githubに上がっているのでダウンロードしてコンパイルします

コンパイルがうまくいかない場合はCUDAとドライバーの組み合わせでうまくいっていない可能性があるので、その場合はCUDAのバージョンを8にしてみたり色々試して見てください。私もこの部分が一番時間がかかりました。あるいはmakeするのに必要なcurlとかが入っていないという可能性もあるのでその場合は適宜apt-getで拾ってくるとよいでしょう。

無事にコンパイルが完了すると

ccminerというファイルができているはずです。おめでとうございます、マイナーのコンパイルは完了です。

マイニングプールに登録しましょう

ソロマイニングとプールマイニングについて

マイニングにはひたすら自分一人で採掘を行うソロマイニングと、みんなで一緒に採掘を行うプールマイニングがあります。ソロマイニングは自分のマシンパワーだけで採掘を行うので、もしうまく採掘ができれば報酬は総取りにできます。つまり報酬の25モナコイン(日本円にして4−5万円くらい)が自分だけのものになるということです!

しかし問題があります。自分一人で採掘を行うということは、自分以外の採掘者すべてとの勝負になります。とんでもない機材を持っている業者との争いの中で採掘を行う必要がありますので、自分一人で採掘を完了させる確率はかなり低いといえます。ただし自分のマシンパワーでひと月に一回でもソロマイニングを成功させられるなどという勝算があるのであれば試してみてもよいかもしれません。かなりの博打となりますが、もし毎月ソロマイニングに成功すればコンスタントに25モナコインを獲得することができます。ただしこれは確率の問題で、毎回のブロック生成のタイミングで【当たり/はずれ】判定を行うのでもしかしたら10年経ってもマイニングが成功しない可能性もあります。一方で1日でマイニングが成功する可能性もゼロでは無いので結構な博打になります。そういうのが好きな方にはおすすめですが、かなりの強メンタルが要求されるので通常の神経の方には辛いのでは無いでしょうか。

一方のプールマイニングですが、これは複数人でのチームを組んでのマイニングになります。例えば1000人が参加しているマイニングプールの場合、単純計算でマイニング成功確率はソロマイニングの1000倍になります(自身の計算能力によって倍率は変わってくるのかもしれません)。そして誰かが引き当てた当たりに対して、プールに参加している人たちの演算能力に対して山分けをします。つまり全体の演算能力の1%のマシンパワーを持っている人の場合、モナコインの場合25*0.01=0.25モナコインをゲットすることができるというわけです。

というわけで、当たり回数が飛躍的に大きくなるソロマイニングの方が精神衛生上良いです。分け前が少なくなるといえども、一度も当たらないのは結構しんどいです笑

マイニングプールに登録します

マイニングプールは何個もありますが、自分の使いやすいところに参加するとよいです。

このあたりが有名なのではないでしょうか?使い方はほぼ同じなので自分にあったところを使うと良いと思います。

vippool

https://vippool.net

asicpool

https://asicpool.info/index.php

この時ユーザ名の登録をしますが、これは後ほど使うので忘れないようにしてください。

Workerを作成します

実際にマイニングするときに、どのマイニングソフトからどの程度の収穫があるか判定するためにworkerというものを設定する必要があります。(必要のないマイニングプールもあります)

こんな感じに設定して登録すればOKです。

いざマイニング開始!

以下で実行します。

こんな感じに実行ログが表示されたらちゃんと動いています。

マイニング結果の確認

ダッシュボード下にAccount Informationというところがありますのでそこを参照してください。Confirmedとなっているものが採掘できた分となります。

採掘した分は定期的にwalletに送金しましょう

Edit Accountというところから送金できるので定期的に送っておくと安心です。なお送金はWalletがないとできないので持っていない人は早めに準備しておくとよいです。繰り返しになりますが、私はビットフライヤーをおすすめしておりますのでよかったら下記から登録してください。(私に紹介料が入ります!)

ビットフライヤーへの登録はこちら

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最後に

採掘マシンの作成から実際の採掘まで一通り説明させていただきました。初見だとなかなか難しいことがあるかと思いますが勉強しつつ試してみてはいかがでしょう。自分で組み立てた採掘マシンは資産です。仮想通貨を掘って元を取ってしまえばそこから先はプラス収支になるだけです。しかも採掘マシンは高価なグラフィックボードを使っていますので、VRゲームをすることもできるゲーミングマシンとしても使うことができるのです!

普通に仮想通貨を買うのも面白いですが、このように自分でマシンを組むのも面白いので新しいことにチャレンジしてみたい方は是非お試しください。

そしていつかやってみたかったのですが投げ銭用のモナコインアドレスを置いておくのでもし余裕がある方がいらっしゃいましたらどうぞよろしくお願いします。

投げ銭用モナコインWalletアドレス

M9QK3YGtwGRXdcTMTo68idFBJPkCfvEjgD

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