所用があり、ちょっと先の高速バスの座席を調べていたところ本来路線があるはずの便もなにも引っかからずにはまりました。今回ハマったポイントをいくつかご紹介します。
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ログインできない
久々に使うのでログインしようと思ったらなぜかできない。ブラウザにIDを保存しているし、以前も使ったことあるのでアカウントが存在しているのは確かです。念のため登録してあるであろうメールアドレスを確認したところ、以前ちゃんと予約確定メールが来ていることは確認できました。しかしログインできない。なぜだろうと調べてみたら驚愕の事実が判明しました。
一年間の利用がないと自動退会されてしまう
https://www.kousokubus.net/BusRsv/ja/faq
こんな終わってる仕様のサービスって近年なかなかお目にかかることがありません笑
勝手にアカウントを消すこと自体なんの意味があるのかわからない上に、消すなら消すで対象者にメールでアナウンスをすればいいだけではないのでしょうか?休眠アカウントが残ることによって発生するデメリットと、消すメリットの天秤だと思うのですが、消す方がデメリット大きくないですか?データ削除バッチを実装する工数やら、作ったはずのアカウントにログインできないといったCS対応などといったコストが増すのは明らかでしょう。この謎仕様によってどれだけの人の貴重な時間が損なわれたか設計者はしっかり考えていただきたい。
仮にやんごとなき事情によりデータを削除する必要があったとしても、ログイン失敗後の画面で「一年間アクセスしていないアカウントは削除されます」などといった案内くらい書くのは必要なのではないでしょうか?当たり前のようにアカウントを削除してどういうつもりなのだろう。
便が表示されない
仕方ないのでログインせずに便を検索しました。そうしたらこのようなエラーが。JRバスのサイトで時刻表は公開されているし、便自体は存在しているのは明らかなのになぜだろうと大いにはまりました。
日付選択できるけど発売期間でないケースがある罠
これは最高にはまりました。五週間後くらいの便を検索していたのですが、検索結果では上のキャプチャのようなエラーが出るのです。便はあるはずなのにおかしいなと思い、明日の便をためしに検索してみることに。すると、、なんと表示されるではありませんか。普通にリストで表示されています。
そう、このエラーは対象の便がないと表示されているものの、実際はその席の発売期間外だったというわけです。エラー文言と実際の状況が異なっている。そもそも日程選択のときに結構先の日付まで選択できました。
選択できるのに、検索結果には便がないというトリッキーな文言を出すのはいかがなものでしょうか。空席検索APIと連携しているのだから、カレンダーで選択可能期間を絞ることくらいできるでしょう。画面の下に気持ち程度に「路線により発売可能時期が異なります。詳細は各路線の情報をご確認ください。」と書いてありますが、いちユーザとしては路線ごとの事情は知りませんし、発売可能期間が違うことすら知らなかった。そういうところを丸めることをシステムで行わないでどうするのだろうという話です。
というわけで、私が必要な日の便の予約は発売期間外という話でした。これはエラー文言ちゃんと直さないとハマる人がたくさんいるのではないでしょうか。旅行とか出張とかある程度予定が決まっている要件の場合、早めに座席を確保したいので、直近にならないよ予約できないというのはかなりいけてないと思います。
Macでの挙動がおかしい
私はSafariを使っているのですがナチュラルにフォームが停止したり地味な罠が印象的でした。たまに動いたりするので正しくワークしているのかどうかわかりづらくじわじわとイラつきます。とりあえずChromeが一番まともに動くようです。
サービスの稼働時間が5:00~25:00
ネットサービスなのに深夜止まるという斬新な仕様です。概ねバッチ処理を行なっている時間帯にフロントの処理止めたいのでしょうけど、ユーザーにはそんな事情知ったことではありません。
このように結構めちゃくちゃな作りをしております。UIは最近のっぽいデザインになっていますが、仕様が甘かったりエラー時の挙動やダイアログでの案内が不親切なのでユーザーを混乱のどん底に叩き落としています。悲しいですね。早々の修正を望んでおります。
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全く同感。大迷惑な予約サイトです。